3時間で「専門家」になる私の方法 / 佐々木俊尚

今までどっぷりとネットに使っていた自分は
ブログの流行により、ネットの世界にごく一般の人が
入ってきたことに抵抗があった。
　
ネットで検索するとひっかかるブログブログ
　
うんざりして、ネットの世界から離れていた時期が正直あった。
　
昔は、一般の人のウェブは内容が濃くてとても
為になったように思う。
　
しかし、ブログの流行により本当にたくさんのクソの記事が
流出するようになった。
　
それに本当に嫌々してしまっていた・・
　
しかし、この本でブログの利用方法にパラダイムシフト的なものを
うけて、またネットに対する考えが変わった。
　
　
田坂さんの本で書いていた、
　
これからはお客様の求める者を企業が作る、
とあったが、
　
それがネットで検索することによってお客様
というか一般の人が何に困っているかなどが
一目で分かる、
　
これはすごいことだと思う。
　
この著者が言うクオリアは岡本さんが言う
身体性と近いものがあるように思う。
　
セレンディピティは
意味のある偶然という意味のシンクロニシティ近いと思う。
　
　
自分が今までいろいろネットでやってきたことが
それがエロ目的であれ、ハック目的であれ
間違っていなかったことが改めて認識された・。
　
いかに、まわりの情報に流され自分のなかの感覚を
無理矢理殺す無意味さをやはり感じる。
　
くだらない。
　
確かに時代に、環境に適用しないと、それは
死であるかもしれない。
　
しかしそれは今までの時代なのではないか？
　
ここまで豊かになり物質至上主義の社会が頂点
に達しようとしていると思う。
　
そこで崩壊したときに何が生まれるのか。
　
まさに大きな時代の曲がり角を
曲がろうとしている時代のような気がしてならない。