2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【13想】 ろまん燈籠 / 太宰治

なんだかんだで太宰治を読むのは初めてだろうか おそらく小学校か中学校の国語の教科書に 載っていただろうがまったく覚えていない。 太宰治と言えば、 漠然と暗いイメージがあるが 読んでみるとまったくそんなことはなかった。 何か、こう、生きる元気を も…

【12想】 働きざかりの心理学 / 河合隼雄

面白かった。 河合さんの事はよく知っていたが なんだかんだで本を読むのは初めてだろうか。 われわれは部下をよく見、よく知ろうと努めねばならない。そのような努力こそが部下を育てるのではなかろうか。ただ、ほめるのがいいそうだ、ということで安易にな…

自由という幻想

以前リリー・フランキーさんの東京タワーを読んだが 今日スタバで待ち合わせしたとき、妻が読んでいた。 暇だったのでぱらぱらっとめくってみると 自分が最近考えていた「自由」について ずばっとくる文章と出会う。 東京には、街を歩いていると何度も踏みつ…

Gustav Klimt

MOMAとメトロポリタン美術館に行って 美術はいいなぁと感動してしまった。 その中でもはまったのがクリムト あまりの美しさにその場に立ち尽くしてしまった。 芸術って素晴らしいなぁ 俺も何かを表現したい グスタフ・クリムト - Wikipedia グスタフ・クリム…

【11想】 私の身体は頭がいい / 内田樹

自由であるというのは、ひとことで言えば、人生のさまざまな分岐点において決断を下すとき、誰の命令にも従わず、自分ひとりで判断し、決定の全責任を一人で負う、ということに尽くされる。 他人の言葉に右往左往する人間、他人に決断の基準を訊ねる人間、そ…

その思い出、Priceless

今日友人が所属しているNPO団体が 英語のスクールを無料でやっているということで その説明会を聞きに足を運んだ。 最初は、無料のスクールというので 気軽な気持ちで参加でもしようかなと思っていたが、 実際に説明を聞いてみるとむしろ逆だった。 開催者の…

【10想】 疲れすぎて眠れぬ夜のために / 内田樹

何点も面白い気づきがあったが 特にひっかかったのが2点 以前内田さんの「街場の現代思想 」を読んで 「なぜ敬語を使うのか」という箇所に感銘を受けたのを 覚えているが似たようなことが「礼儀作法を守る意味」 という箇所に書かれていた。 礼儀作法の目的…

回転寿司

すげぇ! 映画みたい。

【9想】 自分を知るための哲学入門 / 竹田青嗣

哲学、思想の世界は、 ガキの頃から興味があるのだが、 いかんせん難しい。 何度もこの手の哲学書の入門などを 読んだ気がするが、また改めて この時期に手に取ってみる。 今までは基本的にフォトリーで読んでいたが 普通に読んでみることにする。 昨年はほ…

【8想】 坊ちゃん / 夏目漱石

子どもの頃に読んだ記憶が少しあるが まったく内容は覚えていなかった。 これから小説もいろいろ読んでいこうと思って ブックオフで手に取ったのがこの坊っちゃん。 読み終わった後、 何とも言えない切なさに包まれた。 母方のおばあちゃんを思い出した。

【7想】 自由になあれ / 三代目魚武浜田成夫

また詩集かと思って買ったら、 自伝であった。 そしてこの自伝を読んでこの人の見方がすごい変わった。 詩だけを読んでいると、ただのナルシストに捉えかねないが (事実妻が本のタイトルを読んでそう言っていた・・・) そんなことはない。 事実この人は行…

【6想】 君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ / 三代目魚武浜田成夫

肉眼ではな。 ねえーおふろはいってないんでしょ 「肉眼ではな。」 女遊び激しいんでしょう? 「肉眼ではな。」 女にみつがせたりするんでしょう 「肉眼ではな。」 好きなことばっかりして生きて 女泣かしているでしょう 「肉眼ではな。」 むちゃばかりして …

【5想】 おまえがこの世に5人いたとしても5人ともこの俺様の女にしてみせる / 三代目魚武浜田成夫

三代目魚武浜田成夫3連発 かっこよすぎる ビルディング 心の中にもな 地震はおこるねん それでも壊れんもんを 俺等は心の中に 建てとくべきやねん 心の中にそびえたつ 死んでも倒れんビルディング 心の中にそびえたつ 死んでも倒れんビルディング 心の中に…

PICNIC

以前見た岩井俊二監督の作品を 連続して見ることにする。 まずPICNIC。 68分と短い作品だが とても興味深い作品だった。 中で描かれていた一番印象深いのが 「塀」である。 自分たちは心の中に「塀」を 持っている。 その「塀」を超えるとどんな世界がある…

【4想】 生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語 / 勢古浩爾

一気に吉本さんのファンになってしまった。 思えばほぼ日で初めて見たときは、 最初は誰だこのおじいちゃんは、に始まり・・・ そして文章や著書を読んでみると 少し難しくてよくわからん。 しかし、糸井さんとの本とこの本を読んで 一気に好きになってしまた…

【3想】 読書の方法―なにをどう読むか / 吉本隆明

前提知識がないとついて聞けない箇所が多々あり、 ちょっときつかった。 でも「これ読んでみようか」とか 「やっぱりこれは読むべきか」という 指標になったのでとても良かった。

矛盾

世の中には矛盾していることがいっぱいあることに 気づいたのは高校生の頃だったろうか 「好きだけど嫌い」 こんな言葉を好んで使って 友人を困惑させていた記憶がある。 でも本当にその通りなのだ。 言葉にするとどうしても そのような言葉になってしまうの…

大日本人

新年早々松っちゃんの映画を見る。 UAが出ていた。 別にそんなにUAが好きな訳じゃないが なんか嬉しかった。 で、本編だが、 途中まで面白かったが 締めがなんとも言えない終わり方で 消化不良であった。 ネットを見てみるとどこもひどい酷評ばかり。 でも、…

【2想】 悪人正機 / 吉本隆明,糸井重里

悪人正機(あくにんしょうき)は、浄土真宗の教義の中で重要な意味を持つ用語で、「悪人こそが阿弥陀仏の本願による救済の主正の根機である」という意味。つまり、阿弥陀仏が救済したい対象は、生きとし生けるすべての衆生であり、他の仏には見放されてしま…

あけおめ

年が明けてあっという間に日が過ぎる。 年末年始に妹が遊びに来たので妻と3人でニューヨークを観光した。そこに住んでいると、つまり生活していると、あまり観光するという視点にならないのでいい機会になった。自由の女神もみられたし、美術館にも行けた。…

Dancing

ん〜何度みても感動するな YoutubeでのHD動画はこちら Where the Hell is Matt? (2008) from Matthew Harding on Vimeo.

【1想】 青春つーのはなに? / 橋本治

今年初の読書。 コインランドリーで読書しながら読んだ。 橋本治さんの著書はホント何言っているのか わからないことばかりであるが、 何となくひっかかる箇所が多い。 そして、あとがきにも同じようなことが書いてあったが 「あとで利いて」くるそうである…