矛盾
世の中には矛盾していることがいっぱいあることに
気づいたのは高校生の頃だったろうか
「好きだけど嫌い」
こんな言葉を好んで使って
友人を困惑させていた記憶がある。
でも本当にその通りなのだ。
言葉にするとどうしても
そのような言葉になってしまうのだ。
そのような感覚が自分の中にあるのだ。
矛盾していてもいいからものごとを全体でつかみ取る思考が必要だと岡本太郎は考えていました。
縄文芸術や未開芸術と呼ばれるもののなかに、矛盾をまるごと抱えた、いきいきした生命力の表現を岡本太郎は見つけました。
岡本太郎は矛盾を同時に生きることを恐れていませんでした。それゆえに彼の行動はいつも人びとに驚かれ、そして、理解されませんでした。
そんなようなことを中沢新一さんが
岡本太郎さんの「明日の神話」を解説する中で話していた。
核兵器によって焼かれている骸骨と、
密教の憤怒の神様はとてもよく似ています。
メキシコのお祭りにはたくさんの骸骨が登場してきます。
そう言えば、ガキの頃
骸骨が大好きで絵とか書いていたのを
思い出した。