The Story of Anvil

ショーシャンクの空に」に続いて何か映画を見ようと思っていたが面白そうな映画がない。そこで片っ端から見ていたらふととあるバンドのドキュメンタリーを見つける。
それが「The Story of Anvil」だった。カナダのメタルバンド「Anvil」のドキュメンタリーである。メタルは昔から好きだったが恥ずかしながらこのバンドは知らなかった。なのであんまり期待しないで見始めたのだが、思いの外面白く、最後は感動して涙しそうになってしまった。
簡単に言えば、50歳になってしまったにもかかわらず未だロックスターを夢見てバンドを続けるロッカーを追うドキュメンタリーだ。本当に良かった。ボーカルLipsの子どもみたいに無邪気な笑顔と純粋な心。そしてそのLipsとドラムのRobbの男の友情が本当に泣ける。かっこよすぎる。Lipsの「He believes me!!」という言葉が今でも耳に残っている。
「夢をあきらめない」なんて薄っぺらい言葉は彼らには似合わない。彼らがこれから売れるようになろうがなるまいがそんなの関係ない。何歳になろうが周りから馬鹿にされようがそんなのも関係ない。ただ自分で信じているものを貫き通す。それがロックなんだ。

HDはこっち
http://www.youtube.com/watch?v=FF4H8lB2Y_o