エンジニアのためのSoulHacks

SoulHack #1 仕事の枠組みと中身のギャップを前提として働こう:エンジニアのためのSoulHacks | エンジニアマインド … 技術評論社
SoulHack #2 GTDで仕事を自分の「テイスト」に染めてしまおう:エンジニアのためのSoulHacks | エンジニアマインド … 技術評論社
SoulHack #3 「葛藤」を財産として意識的に管理しよう:エンジニアのためのSoulHacks | エンジニアマインド … 技術評論社

ソフトウェアの世界ではオープンソースというムーブメントによって,この状況が端的に先行して表面化していますが,この状況は知識労働に関わる全ての産業において,同じように発生しつつあるのではないかと私は思います。

そして,これは企業にとって対応するのが難しい状況です。

もちろん,仕事を自分の趣味のみで左右していいものではありませんが,会社の立場から考えてみても,この場合重要なことは「どれか一つの言語で開発実績を作りノウハウを蓄積すること」です。客観的な情勢から特定の言語を必然的に選ぶ必要があれば別ですが,「ネットワークでつながれた世界」を前提とすると,そういうケースの方が稀です。多くの場合,どれでもいいから一歩でも進むことが必要なのです。

「自分が何をやっているか意識的に把握し目的に照らして得失を考える」領域であるけど,同時に楽しみの為の領域でもある,そういう領域に対してどう対応したらよいか,そういう知恵がこれまで無かったのです。そして個人の人生の中で,そういう領域の意味が重要なものになっている,そういう状況の変化に対応する為のツールとして,GTDが生まれ,受け入れられているのではないでしょうか。