ミュンヘン

ミュンヘン スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]
ずっと見たいと思っていた映画。
ミュンヘンオリンピックの事件は何となくは知っていたが、やはり中東の問題なのかと驚いた。改めてその問題の大きさを認識される。
途中わからない部分はネットで補足しながら見た。またふと思い出して本棚にあった「そうだったのか!現代史」もこの映画を理解するに当たってとても役立った。
印象的だったのが「自分たちの国、帰るべき場所を作りたい」と言っていたところだ。自分は日本人として、帰る国がないという経験はもちろんないし、ニューヨークに住んでいたときもどこかに帰る国があるという意識はあったように思う。それがないということはどういうことなのだろう。帰る国がない、帰る場所がない、帰る家がない。それは想像以上に辛く苦しいことなのではないかと思う。だからその気持ちがわかるだけに、自分は一概に戦争は、戦うのは辞めようとは言えない。
そして殺しても殺しても後継者が出てくるという描写は恐怖を覚えた。やられたらやりかえす。いったいこの殺し合いの螺旋はいつまで続くのか・・・。
今でも頻繁に自爆テロのニュースが耳に流れてくる。一日でも早く平和を望みたいが、それは現地の人も、戦っている人も思うことだろう。
これは宗教の問題なのだろうか、国と国との問題なのだろうか。
いや、それは何かもっと大きな問題なのではないだろうか。
そしてそれが不思議と、とても身近な問題であるように思えてならないのだ。



ミュンヘンオリンピック事件 - Wikipedia
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