【100想】 広告新時代 ネット×広告の素敵な関係 / 電通選書

広告新時代 ネット×広告の素敵な関係 (電通選書)
最後の小野裕三さんという人の記事が面白かった。


全体を通して物事に対する視点が面白くて
非常に参考になったように思う。


例えば広告に対する考え方。


「広告」を広く告げると読み、
それに対して「精告」という言葉を提示する。


一人ひとりにカスタマイズ(レレバント化)された
Googleアドワーズのような広告のことだ。


これからトラッキングなどの技術が発展していったときに
ますますそのような「精告」は重要になるだろう。


そして大衆から少衆、個衆の時代になっていくなかで
人は他人とのつながりを欲するという。


そこで例えば友人などとの話の種になるような広告があるという。
それを「共告」という。


それら一見相反する2つの広告に
新しい時代の広告を見る。


なるほど。


その相反する広告というのがいい。
まるでヘーゲル弁証法のようだ。