語学留学

ついに学校が始まった。

朝ものすごい緊張して、
前夜はほとんど眠れなかった。

英語が通じなくて大丈夫なのだろうか？
いや英語がしゃべれないからこそ勉強しに行くんだろ？
しゃべれない人はいっぱいいるさ。
いや、ある程度はしゃべれないときついぞ。

など、
ここ数日間、数々の葛藤を経て今日に至る。

本当に不安だらけだった。

初日は早めにということで１時間ぐらい早めに家を出る。

家から学校までどのぐらい時間がかかるのか
わからなくて心配だったが、約３０分ぐらいで着いた。

んで、さっそく学校に着く。

早く着いたせいか、ほとんど人がいなくて
先生のような人が１人いた。

昨日の夜に覚えた英語を棒読みでしゃべり
今日からここで勉強するので来ました、のようなことを伝える。

すると、どうやらテストをするらしい。

テストをする、というのは聞いていたが
てっきり２時間ぐらいやるのかと思っていた。

しかし実際はすべて選択式で１５問ぐらい
１５分ぐらいで終わった。

半分は正直“勘”である。

文法など、卒業してからかなりの時間が経っているし
もうほとんど覚えていない。

次に、
どうやら先生と簡単な会話をして
クラスを決めるようであった。

テストの結果と合わせて決めるのであろう。

ここで自分はそれなりに自己紹介の英語は
暗記してきたので、比較的しゃべることができた。

それが失敗した。

なぜならそれなりに良いクラスになってしまったからだ。
まったく何もやっていかなければ良かったと後で後悔。

しかしもう遅い。
さっそくそれなりに良いクラスになってしまって
授業がスタートする。

おぉ・・・もう始まるのかよ・・・
と思いつつ、クラスで待っていると生徒たちが入ってくる。

韓国人や日本人、ロシア人などがいたのだが、
先生を待っている間は一切会話がなく静かな状態・・・

軽く緊迫した空気さえある。

もっと「Hi! 今日初めてだね！ 名前は？」みたいのを
想像していたけれども、まったくそんなことはない。

自己紹介があると思って、一通り覚えていたのだが
まったくそんなこともない。

そして、先生が入ってきていきなり授業が始まる。

最初に声をかけた先生は、気を遣ってゆっくり
わかりやすくしゃべってくれたが、その先生は
まったくそんなことはない。

ものすごい早口でまったく聞き取れない・・・

そしてあれよあれよという間に１日の授業が終了した。

で、実際に授業はどうだったのか？

正直拍子抜けした。

なぜなら良い意味でも悪い意味でも“適当”だからだ。

プログラムはもちろんないし、
その場で適当にやることがころころ変わるし。

自分は１日３つのクラスがあって、
それぞれ先生が違うのだが先生によっても
わかりにくいのもあればわかりやすいのもある。

午後の３限目なんて、中学生がやるような内容だった・・・

ん〜どうなることやら。
頑張ろう。