歴史を知るということ

昨日携帯(iPhone)を新しく購入するために
友人に紹介してもらって「St Marks」にある
携帯ショップへと足を運ぶ


本当は友人も一緒に行く予定だったのだが
都合がつかず、自分ひとりで行くことになった。


そこで問題となるのは「英語」である・・・


本当は英語がぺらぺらな友人に通訳をしてもらいながら
購入する予定だったのだが、もちろんその友人はこないので
自分ひとりで頑張らなくてはいけないのである。


携帯を購入するというある程度高度なことを
たった数ヶ月の英語力で何とかなるものなのかと
非常に不安な気持ちで足を運ぶ。


店の前についてドアを開けると、
そこにはアジア系の店員がいた。


中国系の人だろうか。
最初は白人系の人を想像していたので
同じアジア系の人だったので少し安心する。


そして片言の英語で、友人から紹介してもらったこと
などを説明し、iPhoneが欲しいことを伝える。


・・・・・


最初はどうなることかと思ったが
意外と何とかなるものだ。


なんだかんだで30分ほどやり取りして
無事購入することが出来た。


ただiPhone本体はすごい人気なので、
約1週間後ぐらいに手に入るとのこと。


ただ、いよいよiPhoneをゲットできる。
とても楽しみだ。


しかし話はこれからだ。


携帯が無事購入できた後、
店員と軽く雑談をしたのだが、
そんな中でチベットの話になった。


いろいろ話しているとどうやら彼らは
チベットから来たようなのである。


確かに店内にはダライラマの写真が飾ってあった。


自分は正直チベットについては
あまり良く知らなかったのでなんとも言えなかったのだが、
店員のうちひとりは「ヤマタカ」という名前であった。


「日本人の名前?」と聞いたら
「歴史について知らないの?」という話になった。


彼はものすごい英語になまりがあるので、
なんといっているのか正直聞き取ることが出来ず、
結局なぜ彼が日本人の名前を持っているのか
わからないまま帰ることになった。


ただ彼は日本人に、つまり自分にとても好意的であり
K1やPrideが好きだとか、相撲レスラーがどうとか
いってきたので、嫌な歴史ではないようだな、
ということは推測できた。


さっそく家に帰ってきてからチベットについて
いろいろ調べてみることにした。


正直驚いた。


こんな歴史があったのか。


北京オリンピックの時にチベットが話題になって
なんとなくわかっていたつもりになっていたが、
こんな歴史だとは思ってもいなかった。


そして自分の無知さを恥じた。


ここでは説明することなくリンクを張ることにしよう。


ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 チベットハウス・ジャパン
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http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-338.html
Ikketu | Shugi



しかし、なぜ彼が日本人の名前を持っているのか
ということはわからなかった。


それはもう少し調べてみようと思う。


今回の件でいろいろなことを考えた。


ニューヨークは本当にいろんな人種がいるが、
彼らと接するときに、彼らにどのような歴史が
あったのかというのを知っておくことは、
ここでは最低限のマナーであるのかもしれない。


オバマが大統領になったときの
黒人に対する知識もそうだ。


たまたま学校の先生が黒人であって
大統領選挙があったときに
その歴史についていろいろ語ってくれた。


それは決して紙の上の話ではなく
先生が小さい頃に受けた差別などを
涙を浮かべながら話してくれた。


その過去にあった事実を肌にしみて感じることが出来た。




これが、


今自分がニューヨークにいる意味なのかもしれない。


ふとそう思った。


eyes on tibet